どうしてボクたちは働かなければならないのでしょうか。
今回は「労働」を2種類に分けて考えてみました。
- 商品に働きかける労力
- 自然に働きかける労力
「商品に働きかける労力」という意味での労働
ここでいう「商品」とは「売れそうなモノ」という意味合いが強めです。
つまりこの場合は「売れそうなモノ」に働きかける労力のことです。
なぜ「売れそうなモノ」に労力を使うのか。
それは「付加価値」をつけるためです。
ここでいう「価値」とは「お金が増えること」という意味合いが強めです。
したがって「商品に働きかける労働」というのは「お金を増やすために働くこと」になります。
「自然に働きかける労力」という意味での労働
ここでいう「自然」とは「地球」や「大地/海/山」などと言い換えてもだいじょうぶです。
なぜ「自然」に働きかけるのか。
それは「生きるため」です。
私たちは「自然」に働きかけないと生きていけないからです。
これはどういう意味かというと、たとえば「衣服、食事、住居」のことを考えてみてください。
どれも原材料は「自然(あるいは地球、大地、海、山)」なのです。
- 麻や木綿を栽培して糸にする
- 野菜を育てたり、魚を採ってくる
- 木材やコンクリート、鉄筋で家を作る
ボクたちはこれらの延長上の文化に生きているのです。
このように労働を2種類に分けてみました。
あなたの労働はなにに働きかけているのでしょうか。
ボクの場合、本業はハーバルセラピストとしてハーブティーの魅力を伝えることです。
世界各国で栽培/収穫されたハーブを輸入している業者からハーブを仕入れて、ブレンドしたり、一人ひとりに合ったハーブの選び方や使い方をお伝えしております。
「自然と人間の生活をつなぐ仕事」といったらカッコつけているようにも聞こえなくもないですね。
ボクの労働は「なにに働きかけているのかな」と考えながらこの記事を綴った時間となりました。