なぜなのか理由はわからないけれど、いくら漬け丼を食べたくて、しばらく時間が経過していた。
百貨店で開催される北海道展などで、いくらやうにが贅沢にのせられた海鮮丼を見るたびに思ったりしていた。
回転寿司に行けば「たっぷりいくらのミニイクラ丼」に目が止まり、やっぱり食べたいんだな、などと思ったりしていた。
しかしながら、食べたい食欲とは裏腹に、コスパ的な計算をしてしまう。
「いや、ここで食べるなら、鮮魚コーナーで いくら を購入して自分で作った方がずっとおいしいはずだ」
いざ、鮮魚コーナーで いくら を冷静に見てしまうと、その価格に手が怯んでしまう。
やっぱり食べなくてもいいんじゃないのかなって。
そんなやりとりを2ヶ月くらいして、「青森県産の生いくら」が半額で売られていたので、思い切って購入した。
同時に、「海鮮丼のタレ」も購入して、帰宅してすぐに「漬け」にした。